窒素(肥料の成分)の役割
窒素は「葉肥」と呼ばれ、植物を大きくする役割、特に葉を大きくする役割を果たします。そもそも、窒素は植物の細胞をつくっているタンパク質を作り出すために必要なのが窒素です。
仮に、窒素が不足してしまうと、葉の成長が阻害され、新しく出てくる葉が小さなものになったり、最悪のケースでは、比較的古くから生えていた葉が黄ばんだりすることにもなります。
一方、その逆のパターンで、仮に窒素が多過ぎると、必要以上に葉が大きくなり、また、茎も柔らかくなってしまい、病気に大変弱くなってしまうという致命的な問題も発生します。
したがって、洋ランに窒素を与える場合には、窒素が不足することも、逆に窒素が過剰になってしまうことも禁物ですので、注意が必要です。そもそも、葉は葉緑体がある場所ですので、葉の成長が適切でなければ植物全体の成長に悪い影響を及ぼしてしまいますので、窒素はきわめて重要な栄養素だといえます。
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