ミルトニア(スペクタビリス)
ミルトニアは、パンジーオーキッド、スペクタビリスの2種類に大別されます。前者は、パンジーに似た花を咲かせるために「パンジーオーキッド」という別名がついているものです。一方、よく見かけることが多いのは「スペクタビリス」のほうなので、ここでは、スペクタビリスに関する説明のみにとどめておきます。
ミルトニアは、暑さにはとても弱く、栽培に当たっては、風通しをよくして遮光50〜70%のところで夏を越すことが大きなポイントとなります。なお、ミルトニアの中で、スペクタビリスは、パンジーオーキッドと比較するとやや夏に強いので、スペクタビリスのほうが育てやすいかと思います。
また、ミルトニアは、乾燥に弱い種類なので、水やりはしっかりと行うことが大切です。夏に弱い品種なので、春に植え替えをしてしまうと、夏を越すだけの体力がなくなってしまう可能性も否定できないので、植え替えなど、植物に負担がかかる作業は、10月前後が一番適切だと思われます。
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【一言メモ】
花言葉:「家庭的な愛」
→ミルトニアは、家庭的な愛という花言葉をもちます。花言葉の意味から考えてみると、結婚祝いや出産祝いなどに、この花言葉を添えてミルトニアを贈るのも縁起がよいものと思います。