洋ランの株分け
洋ランは、株が大きく成長した場合、株を2つ以上に切り離すことができます。この作業を株分けと呼びます。株分けは、洋ランの繁殖のための手法として考えられていることが多いと思いますが、洋ランの一般的な愛好家の人の場合は、株が大きくなりすぎたものを2つに分けることで、植物の大きさを鉢に合わせるための作業だ、という考えでも良いと思います。
したがって、鉢の大きさを植物の大きさに合わせていく作業を植え替え、植物の大きさを鉢の大きさに合わせて分けていく作業を株分け、ととらえていけばよいのではないかと思います。
株分けの際に重要な事は、植え替えの場合と同様に、根を傷めないように十分に注意をするということです。しかし、株分けという作業の性質を考えた場合、植え替えの作業と比較して、株分けの作業は、根を傷めるリスクが大きいということは言うまでもありません。
また、株分けの場合、株を余り小さく分けすぎると、後の生育状況に悪い影響を及ぼしてしまいますので、植物に過剰な負担をかけてしまうほどの無理な株分けは避けるほうが良いと思われます。株分けをする際には、一定の株の大きさ、たとえば一つの株につきバルブを3つ以上つけておくなどの基準をつくっておくことが重要です。
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