デンファレ (デンドロビウム・ファレノプシス)
デンファレは、デンドロビウム・ファレノプシスとも呼ばれる品種です。デンドロビウムの中でも、ファレノプシス(コチョウラン)に似た花を咲かせる品種のことをデンファレと呼んでいます。
一般的なデンドロビウムの場合、水やりの時期に工夫が必要で、夏が終わったら水やりの量をへらすのが一般的です。そうしなければ、花が咲きにくくなってしまうためです。しかし、デンファレの場合は、成長期に水や肥料を与え、適切に日光にあたる環境にあれば、一般的なデンドロビウムよりは花を咲かせやすい品種です。
一般的なデンドロビウムよりも成長開始期が遅く、そのため、植え替えや株分けの時期も、一般的なデンドロビウムより1ヶ月遅くに行うのが一般的です。
また、デンファレはデンドロビウム・ファレノプシスと呼ばれているものの、コチョウランとは花が似ているというだけで、実は全く違う品種です。そのため、コチョウランの栽培方法とはまったく違う方法で栽培していかなければなりません。たとえば、夏に日光を与える場合の遮光は、コチョウランが50〜70%であるのに対し、デンファレは20〜30%の遮光となります。
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【一言メモ】
花言葉:「わがままな美人」
→デンファレは、デンドロビウムの一種である事から、花言葉もデンドロビウムと同じものが当てられています。なお、一般的なデンドロビウムは「ノビル系」と呼ばれているので、「ノビル系」は「デンファレ」の対義語として考えればよいと思います。