デンドロキラム
デンドロキラムは、首飾りを連想させるような、小さな花を無数に着け、垂れ下がって花を咲かせる洋蘭です。デンドロビウムと名称が類似しているので混同してしまう人もいるかもしれませんが、デンドロビウムとは全く違う品種です。
洋蘭の中では、あまり有名な品種ではありませんが、シンプルな花が好みだという人の間では人気が高いと思われる品種です。花の形状より、香りを楽しむための洋蘭といったほうがよいかもしれません。他の洋蘭のように交配作業が進んでいないものの、原種の種類が多いので、様々な種類のデンドロキラムを探す事もできます。なお、香りは種類によってさまざまなので、同じデンドロキラムの中でも、種類によっては好みが分かれるかもしれません。
デンドロキラムは、フィリピンなどの東南アジアが原産地で、秋〜冬にかけて花を咲かせるという特徴があります。(ただし春の時期に花をつける種類のものもあるようです。)
原産地をみても分かるように、この品種は非耐寒性で寒さに弱いものの、洋蘭の中では比較的寒さにも強いといわれています。温室で育てるほうがよいかもしれませんが、一般的な家の中で育てることも十分に可能な品種です。
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【一言メモ】
別名:「首飾り蘭」
→花言葉は不明ですが、デンドロキラムは「首飾り蘭」という別名を持っています。ただし、デンドロキラムの花を見て、首飾りを連想する人もいれば、頭髪のかんざしをイメージする人もいます。花そのものは地味ですが、香りが良い花とされています。