カトレヤ(カトレア)
カトレアは、洋ランの女王と呼ばれるほどの華やかさを持つ花ですが、野生においては、ジャングルの中で生育していたので、栽培するにあたり、高い湿度の場所で育てる事が大切になります。したがって、冬の乾燥する空気の場所では生育環境として適切ではないので、カトレアの株全体にこまめに霧吹きをするなどの手入れが必要になります。夏の場合は、水分の湿度を適切に守り、用土が乾かないように留意することが必要です。冬の場合には、カトレアはコチョウランと同様に寒さに弱いので、温度管理にも十分に注意しなければなりません。
また、日光に関しては、夏の場合は、レースのカーテン越しの明るいところで育ちやすいとされていますが、ほかの洋ランと同様に、日光などの生育条件には敏感だと思われますので、株の状態を見ながら判断していくことが大切です。
いずれにしても、カトレアの栽培に当たっては、株の状況をみながらの「霧吹き」が欠かせないものと考えられます。
また、カトレアの場合、株が充実すれば花を咲かせてくれますが、十分な大きさに育たない状態では花を咲かせてくれません。花を咲かせてくれないという話もよくありますが、カトレアは栽培するには意外と難しい品種だということがいえると思います。
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【一言メモ】
カトレヤの花言葉:「あなたは美しい」、「優雅な女性」
→カトレヤは、洋蘭の中でも鮮やかな色彩で豪華なイメージの花です。芳香のある種類が多く、その豪華なイメージが一層引き立っています。花言葉を見てみると、その特徴を象徴している花言葉がつけられているといった印象です。