デンドロビウム(デンドロビューム)
デンドロビウムは、茎は細長く、堅いのが特徴の品種です。そして、東南アジアを中心に世界各地に広く分布している品種です。同様の品種として、日本に自生するものを特にセッコクと呼ぶ場合がありますが、洋ランとして一般的に考えられているデンドロビウムは、熱帯産の品種のものを指します。
また、デンドロビウムのうち、胡蝶蘭に似た花を咲かすものを特にデンドロビウム・ファレノプシスと呼び、俗にデンファレと呼ぶ場合があります。デンドロビウムとデンファレを全くの別の品種だと勘違いする人もいるかもしれませんが、厳密には同じ仲間の品種だということになります。
デンドロビウムは、茎が細長く、堅いという特徴があるので、栽培の際には、風で倒されないように工夫することが必要になります。また、デンドロビウムの栽培においては、バルブを上手に育てることが、上手に花を咲かせることにつながっていきます。また、デンドロビウムの花が咲いた後の茎は次の子株が育つときの栄養源となるので、花が咲き終わったからといって、茎ごと取り除くことは避けたほうがよいと考えられます。
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【一言メモ】
デンドロビウムの花言葉:「わがままな美人」
→シンビジウムと同じく、洋蘭の中では厳しい環境に適応しやすい性質を持っている品種ですので、単純に「わがままな美人」というイメージではないのですが、見る人によってはそのような印象をもつ花なのかもしれません。